𠮷重組の考える型枠大工とは
型枠大工とは鉄筋コンクリート造(RC造)の建物を造る大工です。
一枚の平面上に描かれた施工図を基に頭の中で立体的な3Dに展開して、柱・壁・梁などの各パーツごとに加工帳と呼ばれる組立図を作成し、加工(段取り)を行います。その後、各パーツごとに加工した材料を現場に持ち込み、何も無い空間へ施工図通りに組立てて形にして行きます。
いくつかの行程を経て形が出来上がった所にコンクリートを流し込みますが、組立てた形のままコンクリートは徐々に固まるため、経験で培ったノウハウを駆使してコンクリートの圧に耐える枠を組立てる事が重要であり、この作業には建物の仕上がりにも大きく影響してくるため、ミリ単位の精度が必要となります。
しかも同じ設計の建物はほとんど無く、小さな基礎から大きなビルまで、どのような形にも造る事ができ、何十年も残る建物を造り上げます。
我々には、常に技術力と知恵を駆使して、新たな創造性を発揮できる人財を育成して行く事が求められています。そして、何よりチームワークが最も重要であり、現場全体の雰囲気を良くし、チームワークを高める『統率力あるリーダー』それこそが𠮷重組が考える型枠大工です。
型枠工事の流れ
- 1施工図を基に加工帳作成
- 2加工・下ごしらえ
- 3敷きバタ・高さ調節
- 4柱・梁の組立
- 5梁を重機使用での組立
- 6梁・壁の組立
- 7階段・EVの組立
- 8スラブ張り前の段取り
- 9スラブ張り完了
- 10スラブ上の段差枠組立
- 11コンクリート打設後の仕上がり